囲碁に教育的効果が有ることは、古くから囲碁愛好家のみならず広く一般的に認められています。
 特に子供の教育に取り入れた場合は集中力を高め思考力を養うことに役立つことは、多くの実践例を基に語られるところです。
 さらに囲碁には競技上の戦略的及び戦術的思考の中に、今日の多様化し混乱する資本主義社会の様々な問題を解決するための基本的な考え方が含まれているように思います。
 視点を転じ、21世紀を担う子供達が、美しい環境の中で健全な社会性を身に付ける為に、身近にある里山のなかでの体験的学習により、自然のいとなみを学び、将来にわたって地域環境を大切に守ってゆく心を育むことの大切さを感じます。
 それらに共通する精神は、これまでに人間が築いてきた社会の全てのシステムのみならず人間と自然の関わり合いにおいていかにして調和のとれた共生を保つかということに有ると言えます。
 その様な囲碁を子供達に教えることの魅力は何といってもルールが簡潔であり、自然であること、さらに対戦すれば、老若男女を問わず、言葉や民族の違いを超えて友好が築けるところにあります。
 ここに有志が集い、子供達に囲碁を教える為の良い環境を作り長く維持発展して行く為に特定非営利活動法人を設立し展開してゆこうとするものです。

   平成 23 年 7月 31日
   特定非営利活動法人 日本青少年囲碁協会